香りや植物は、眠りをつくるものではありません。 眠りに向かう流れを、そっと支える存在です。
ここでは、強く効かせたり、結果を求めたりしない。 低濃度・短時間・ひとつだけ。 夜に向いた、最小限の植物の使い方をまとめます。
基本の考え方
- 香りは「主役」にしない
- 強さよりも、心地よさを優先
- 合わなければ、使わない
- 毎晩使う必要はない
夜に向いた香りの選び方
鎮める・ゆるめる
- ラベンダー(穏やかにほどく)
- ネロリ(安心感を添える)
- サンダルウッド(静けさを深める)
神経の高ぶりを静かに落とす方向。 「眠らせる」より、「ほどく」感覚で。
不安が強い夜
- カモマイル・ローマン(やさしい鎮静)
- フランキンセンス(呼吸を整える)
気持ちを変えようとせず、 いまの状態に余白をつくる香り。
使い方(最小限)
- 拡散は低濃度・15〜30分まで
- 寝室の外や、少し離れた場所から
- 香りを感じたら、あとは意識しない
- 違和感があれば、すぐ中止
ハーブティーという選択
香りが刺激になる夜は、 飲む植物のほうが向いていることもあります。
- カモマイル・ローマン(からだをゆるめる)
- レモンバーム(気持ちをなだらかに)
- パッションフラワー(思考を静める)
眠る直前ではなく、 就寝30〜60分前に、少量を。
使わない判断も、正解
香りで気分が悪くなる、 眠りが浅くなる、 ざわつく感じが出る。
その場合は、植物を使わない夜がいちばんの選択です。 何もしないことが、最善になる夜もあります。
まとめ
植物は、眠りを操作しない。
ただ、夜に寄り添う。
合えば使い、合わなければ離れる。
それで十分です。