妖精とアート
妖精の存在を知ったのは、ある本に出合ったことからでした。それは小学生のころにサンリオショップで見つけたいろいろな妖精の絵が描かれた絵本。その後はアイリーンキャディ著「フィンドホーンの花」という本を読み、イギリスには本当に妖精が住んでいて、のちに国連にもエコロジー活動で表彰される「フィンドホーン」というコミュニティーがあり、人々は妖精や精霊の言葉を聞いて奇跡の花や野菜を育てているということを知りました。フィンドホーン共同体にもいずれ行ってみたいと思っています。
ケルト文化に関わる妖精の書籍
ケルト文化の魅力に触れることができる、ケルト文化と妖精に関連する本。
- 『ケルトの妖精伝説』 – ジョーゼフ ジェイコブズ:
- ケルト文化における妖精や精霊に関する詳細な情報を提供しています。ケルトの神話や伝説に登場するさまざまな妖精について探求し、ケルト文化の神秘性を明らかにします。
- 『ケルト文化事典』 – 高宮彩:
- ケルト文化に関する包括的なリファレンスガイドです。ケルトの歴史、神話、伝説、芸術、宗教など、さまざまな側面にわたる情報が収録されています。ケルト文化の基本から詳細なトピックまで幅広い情報を提供しています。
- 『妖精の歴史と神話』 – アンドリュー・ラング、訳:神林奈津子:
- 妖精に関する歴史的な背景と神話に焦点を当てています。ケルトの妖精伝説や他の文化における妖精の物語が取り上げられており、妖精についての包括的な知識を提供しています。
- 『ケルトの神話と伝説』 – ジャン・マル・カリフ、訳:森雅子:
- ケルトの神話と伝説に焦点を当て、ケルト文化における神話的な要素を解説しています。ケルト神話の神々や英雄、物語が詳しく紹介されています。
- 『ケルトの妖精伝説と神話物語』 – ピーター・ベレンソン、訳:北川尚之:
- ケルトの妖精伝説と神話を網羅的に紹介しています。ケルトの精霊や妖精に関する情報を提供し、彼らの物語や役割について詳しく解説しています。
- “Celtic Fairy Tales” by Joseph Jacobs:
- This book compiles a collection of Celtic fairy tales and folklore, offering a glimpse into the mystical world of Celtic culture and its enchanting stories.
- “The Herbal Medicine-Maker’s Handbook: A Home Manual” by James Green:
- This handbook provides valuable insights into herbal medicine and how to make herbal remedies at home, promoting a deeper connection with the healing power of plants.
- “Celtic Mythology: Tales of Gods, Goddesses, and Heroes” by Philip Freeman:
- Explore the rich world of Celtic mythology, including stories of gods, goddesses, and legendary heroes, to better understand the mystical aspects of Celtic culture.
- “A Modern Herbal” by Mrs. M. Grieve:
- This comprehensive herbal guide delves into the properties and uses of various herbs, offering a wealth of information on herbal remedies and their historical significance.
- “The Healing Power of Celtic Plants: Their History, Their Use, and the Scientific Evidence That They Work” by Angela Paine:
- Discover the healing potential of Celtic plants as this book delves into their history, traditional uses, and the scientific evidence supporting their efficacy.
これらの本は、ケルト文化に興味を持ち、ケルトの妖精や神秘的な側面に触れたい方にとって素晴らしいリソースです。ケルト文化の魅力は、その豊かな神話、伝説、そして自然との深いつながりから生まれており、これらの本を通じてその魅力に浸ることができると思います。
ケルト文化の妖精に関する文学や芸術
ケルト文化の妖精に関連する詩、物語、音楽、絵画は非常に多岐にわたりますが、以下にその代表的なものを挙げてみます。
詩・物語
- 「タム・リン」(Tam Lin):若者タム・リンがエルフの女王にさらわれ、彼の恋人が彼を救い出すという物語。特にハロウィンの夜の出来事として知られている。
- 「トマス・ザ・リアマー」(Thomas the Rhymer):実際に存在したと言われる詩人トマスが妖精の女王と出会い、エルフランドへと連れて行かれる物語。
音楽
- 「シー・ムーヴス・スルー・ザ・フェア」(She Moves Through the Fair):愛する女性と再会するために死後の世界を訪れる男の物語を歌った伝統的なアイルランドの歌。
- 多くのケルトのハープ曲:ケルトのハープはしばしば妖精や神秘的な物語と結びつけられることが多い。
絵画
ケルト文化や妖精に関する絵画で特に有名なのは、19世紀から20世紀初頭の「ケルト復興」の期間に描かれたものです。
- ジョン・ダンカン:彼の作品「The Riders of the Sidhe」は、ケルトの妖精の世界を色鮮やかに描いたものです。
- ダニエル・マクロイス(Daniel Maclise):彼の「フェアリー・ラフ」は、妖精たちの踊りを細密に描いたものです。
これは、ケルト文化の妖精に関連する詩、物語、音楽、絵画のほんの一部に過ぎません。ケルトの文化や伝承は非常に広範囲にわたるものであり、さらに深く探ることで多くの魅力的な作品や物語に出会うことができます。ケルトの妖精伝承は他の文化と比較しても非常に特徴的で豊かです。
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